リスティング広告とは?種類・費用相場はいくら

「広告を出せば売り上げが上がりますよ!」という営業電話、受けたことはありませんか?

私自身も、何度もこういった電話を受けた経験があります。

専門用語を並べられて、過去の実績数字を見せられると…
「よくわからないけど、やった方がいいのかな?」と思ってしまう気持ち、よくわかります。

そこで今回は、よく耳にするけれど「実はよくわかっていない。」というお声が多い、リスティング広告の種類と費用の基本をまとめました。
広告を始める前に、最低限これだけは押さえておいてほしいポイントをお伝えします。

「なんとなく広告を出す」のは待った!

私のお客様の中にも、以前に営業を受けて月数十万円のリスティング広告を出していた方がいました。
継続するとなると、決して少なくない金額です。

広告はただ出せば成果が上がるものではありません。
「正しい運用を続けながら改善していくことで、はじめて効果が最大化される」と言われています。
そのため、ある程度の時間と根気が必要なのですが…。
そのお客様は、成果を感じる前にしびれを切らして、結局やめてしまったそうです。

「いつ改善が見込めるのか。」「どれくらい待てばいいのか。」
これらが不明確なまま広告を続けるのは、思った以上にきついものです。
こういったケースは、決して珍しくありません。

広告代理店はあくまで広告の専門家です。
事業の中身や費用対効果を最終的に判断するのは、ご自身です。
「月20万円の広告費をかけて、実際の売り上げにどれだけ還元されているか」を把握した上で、納得して運用されることをお勧めします。

リスティング広告とは?

リスティング広告には、大きく分けて2種類あります。
ユーザーが検索したキーワードに連動して広告を出す「検索連動型広告」と、ページのコンテンツ内容に合わせてパートナーサイトに広告を表示する「コンテンツ連動型広告(ディスプレイ広告)」です。
それぞれの仕組みと課金方式を見ていきましょう。

検索連動型広告

Googleなどで何かを検索したとき、検索結果の上部や右側に「広告」と表示されているリンクを見たことがある方は多いと思います。
あれが検索連動型広告です。

ユーザーが検索したキーワードと、広告主が設定したキーワードがマッチしたときに表示される仕組みです。
「今まさに探している人」に広告を届けられるのが最大の特徴です。

[ 課金方式について ]

検索連動型広告は「クリック課金(CPC)」が基本です。
つまり、広告が表示されただけでは費用は発生せず、ユーザーが広告をクリックしてはじめて費用が発生します。
クリックされなければ無駄にならない点は、コスト管理のしやすさにつながります。

コンテンツ連動型広告(ディスプレイ広告)

ニュースサイトやブログを読んでいると、記事の横や途中に広告バナーが表示されることがありますよね。
あれがコンテンツ連動型広告(ディスプレイ広告)です。

ユーザーが見ているページの内容に合わせて、Google広告やYahoo!広告のパートナーサイト上に表示される広告です。
私自身も、個人的に書いている他のブログにGoogle AdSense(グーグルアドセンス)というディスプレイ広告を設置しています。

[ 課金方式について ]

コンテンツ連動型広告の課金方式は2種類あります。
クリックされた回数に応じて費用が発生する「クリック課金(CPC)」と、広告が表示された回数に応じて費用が発生する「インプレッション課金(CPM)」です。
目的や予算に応じて選ぶことができます。

リスティング広告の費用の相場

「実際いくらかかるの?」というのが、一番気になるところですよね。

リスティング広告は広告主が予算を自分で設定できるため、厳密な相場というものはありません。
2026年時点では、中小企業の場合で月額20万円〜50万円が一般的とされています。
業種や競合の多さ、ターゲットの広さによっても大きく変わります。

中小企業や個人事業主の方がはじめて取り組む場合は、月額10万円〜30万円あたりから始めるケースが多いようです。
ただしこれはあくまで目安で、「最低いくらから始められるか」はサービスや代理店によっても異なります。
現在は数千円〜数万円の少額からスタートも可能です。

また、同じ予算でも、ターゲットの設定次第で費用の使われ方はかなり変わります。
全国を対象にするのか、地元の特定エリアに絞るのかだけでも、クリック単価や広告の届く範囲が全然違います。

代理店手数料・初期費用

注意しておきたいのが、広告費とは別に代理店への手数料や初期費用が発生するという点です。
広告費の20〜30%程度を手数料として請求するケースが多いので、契約前に確認しておくことをお勧めします。
※広告バナーなどの画像が必要な場合は制作費も別途かかります。

もちろんご自身で直接広告を出して運用するなら、広告費用だけで済みます。
ただ、広告の出稿は意外に手間暇がかかります。
また、マーケティング、広告出稿、運用・改善に関する知識も必要です。
これらがないと、せっかく費用をかけて広告を出しても、ムダになりやすいです。

特にはじめて広告を出す場合は、「代理店手数料」がかかってもプロに依頼するのが安心です。

費用相場の情報は変化が早いため、リスティング広告を検討される方は事前に最新情報をご確認ください。

広告を出す前に確認したいこと

費用の話とあわせて、もう一つ頭に入れておいてほしいことがあります。

リスティング広告は、あくまで「入口を作るツール」です。
広告をクリックしてホームページを訪れたとき、そのホームページ自体がわかりにくかったり、問い合わせしづらかったりすると、広告費をかけても成果には結びつきません。

つまり、広告を検討する前に「今のホームページが、問い合わせを受け取れる状態になっているか」を確認することが先決だったりします。

いくら魅力的な広告を出して、ホームページに誘導できたとしても…。
いざホームページを見たら
「期待していたのと違った。」
「なんだかあやしい…。」
「問い合わせボタンがわかりにくい。」
そんな状態であれば、すぐに離脱されてしまいます。

広告を出す前に、広告をクリックしてから目的を果たすまでの導線に問題はないか確認しましょう。
成果を最大化するために、問題があれば事前に整えておくことをおすすめします。

まとめ

リスティング広告は種類と仕組みを理解した上で、自分の事業規模や目的に合った形で活用することが大切です。
広告代理店はプロですが、費用を払って事業を動かすのはご自身です。
正しい知識を持って、納得した上で運用されることをおすすめします。

「今のホームページで広告を出しても効果があるのか自信がない…。」
という方は、まず現状のホームページを見直すところから始めてみてもいいかもしれません。
気になる方は、ホームページ診断&改善アドバイスもご活用ください。

ホームページ診断&改善アドバイス
C3 Design.伊達 智美

この記事を書いた人

伊達 智美 C3 Design. 代表

上級ウェブ解析士 / 上級SNSマネージャー / SEOマーケティングアドバイザー / デジタル庁 デジタル推進委員

デザイナー歴20年。元制作会社勤務、元事業会社デザイナー兼企画広報。岡山でホームページ制作・印刷物デザインをベースに、ウェブ解析・SNS運用・集客顧問など、地方中小企業の課題に応じた支援を行っています。

C3 Design.では、中小企業向けに集客型ホームページ制作・改善、アクセス解析、印刷物、SNS運用支援、顧問サービスまで対応しています。ご希望に応じて、社内運用に向けた集客の仕組みづくりも支援します。

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