ホームページの制作費用、どうやって決めましたか?
「見積もりをいくつか取って、一番安いところにした。」
「知人に紹介してもらった。」
「SNSで見て、価格が安かったから。」
そういったご縁でご依頼されるケースは、実はとても多いです。
予算があったとしても、「できるだけコストをおさえたい」というのは当然の考え方だと思います。
ただ、20年ほどこの仕事をしてきて、ずっと気になっていることがあるんです。
「安さで選んだホームページ」が、本当に成果につながっているのか…ということです。
今回は、ホームページ制作の価格と成果の話を、少し正直にお伝えしてみようと思います。
[ 目次 ]
そもそも、なぜここまでホームページ制作費が下がったのか
ここ数年で、ホームページ制作費用の相場は大きく変わりました。
以前は数十万円以上が当たり前だったものが、今は数万円、場合によっては数千円という価格帯まで出てきています。
その背景にあるのは、ノーコードツールの普及です。
専門的なプログラミングの知識がなくても、テンプレートを組み合わせるだけで「それなりに見えるホームページ」がつくれるようになりました。
SNSでも「副業でホームページ制作始めました!」「格安で受けます!」という投稿を見かけることが増えていますよね。
確かに、低価格でも見た目のきれいなホームページはできます。
ただ、「見た目がきれい」と「成果が出る」は、まったく別の話です。
ホームページの「成果」って、何だろう
少し立ち止まって考えてみてほしいのですが、そもそもホームページを制作しようと思った理由って、何でしたか?
「名刺代わりに」「とりあえず必要だから」という場合もあるかもしれません。
でも多くの方は、「お問い合わせを増やしたい」「採用を強化したい」「来店・注文につなげたい」といった、ビジネス上の目的があるはずです。
そう考えると、「ホームページをつくること」が目的ではなく、
「成果の出るホームページを持つこと。」
が本来の目的だったはず…ということになります。
ここを整理しておくだけで、制作会社を選ぶときの視点がずいぶん変わってきます。
ホームページは「営業マン」と同じ
私がよくお伝えするのは、「ホームページは24時間働いてくれる営業マンです」という話です。
ただし、設計が甘いと、その営業マンは全然良い仕事をしてくれません。
誰に何を伝えるのか設計されていない、ターゲットが曖昧なまま、問い合わせへの導線がわかりにくい、情報が古いまま放置されている…
こういう状態だと、「見にくい・わかりにくい・伝わらない」ホームページになってしまいます。
「なんとなくつくった」ホームページが、優秀な営業マンになることはなかなかありません。
どういう人に来てほしくて、来た人にどう動いてほしいか。
そこまで考えて設計されているかどうかが、すべてだと思っています。
「安くつくった」のに成果が出なかった、という相談がよく来る
実際に私のところへも、
「安くつくってもらったんですが、全然お問い合わせが来なくて…一度見ていただけますか?」
というご相談が来ることがあります。
[ 実際にあった相談事例 ]
数年前、開業を予定していた相談者Aさん。
ホームページぐらいはあった方が良いと思い、当時ホームページ制作の仕事をしていた知人Bさんに相談し、格安で作ってもらったそうです。
Aさんはホームページに載せたい文章だけ渡して、後はBさんに全てお任せで作ってもらいました。
Aさんはホームページさえあれば定期的にお問い合わせは来るものだと思っていたのですが、
待てど暮らせどお問い合わせが来ない…という状況にだんだん不安になってきたということです。
とはいえ、格安で作ってもらったこともあり、Bさんに相談しにくく自分でできることはないかと調べていたところ、
C3 Design.のホームページ診断&改善アドバイスを見つけ、相談に至ったそうです。
こういったご相談は意外にも多く、以下のような共通点が見られることが多いです。
- 誰に向けたホームページなのかよくわからない
- 問い合わせフォームへの導線がわかりにくい
- そもそも検索に出てくる工夫がされていない
また、
格安でつくってもらったので、「修正してほしい」「ちょっと相談したい」というときに連絡がしにくい。
格安ホームページ制作業者に依頼したが、公開後連絡をしたらつながらなくなっていた…。
というケースも聞きます。
結果的に「やっぱり作り直しましょう」となると、時間もお金も二重にかかります。
短期的なコスト削減のつもりが、長期的には損になってしまう。
こういうケースは、残念ながら珍しくないんです。
ホームページ診断&改善アドバイスについてはこちら
>>ホームページ診断&改善アドバイス
経験のある制作者が「高い」理由
経験のある制作会社やデザイナーが提示する費用は、単に「ホームページをつくる手間賃」ではありません。
事前調査、ユーザーが迷わず動けるような導線の設計、検索に出やすくするためのSEO対策、スマートフォンでの表示や操作性、お問い合わせや購入につながりやすいページ構成の最適化、公開後の運用設計…こういったことを含めて考えられた価格になっています。
制作費用だけで比べると「高い」と感じるかもしれません。
でも、成果が出るかどうかという視点で見ると、長期的な投資対効果は全然違います。
また、一見魅力的な「格安ホームページ制作」では、次のような事態に直面する可能性もあります。
- 修正や改善の相談に応じてもらえない
- 作っただけで運用サポートがない
- 更新のたびに別料金がかかる
- セキュリティ対策が不十分
そして結果的に、「まったく成果が出ない」「結局作り直しになった」といったケースも実際に多く見られます。
これは、時間もお金も二重にかかる、経営的に非常にリスクの高い選択です。
短期的なコスト削減のつもりが、長期的には損失になってしまう。
このような「安物買いの銭失い」を避けるためにも、「なぜその価格なのか」「どんな価値を提供してくれるのか」を依頼前にしっかり見極めることが大切です。
制作パートナーを選ぶときに見てほしいポイント
価格以外に、何を見ればいいのか。
私が大切だと思っているのは、以下のような点です。
まず、「ちゃんと話を聞いてくれるか」どうか。
事業の内容や目的を丁寧にヒアリングしてくれる制作会社は、それだけ「成果を出すこと」を考えています。
逆に、「どんなデザインがいいですか?」「文章を送ってください」と、全部こちらに投げてくるだけの業者は少し注意が必要です。
次に、「実績と経験があるか」。
似た業種・地域・規模感での制作経験が豊富なほど、成果の出る型を知っています。
そして、「公開後の相談ができるか」。
ホームページは、つくって終わりではなく、運用しながら育てていくものです。
公開後も気軽に相談できるかどうかは、長く付き合っていくうえでとても重要です。
最後に、「経営目線の提案があるか」。
「なぜこの構成にするのか」「なぜこの導線が成果につながるのか」を説明できる制作者は、ビジネスゴールを意識しています。
デザインの見た目だけでなく、売上や集客につながる提案ができるかどうかを見てみてください。
おわりに
「安さ」で選ぶことが悪いわけではありません。
ただ、それが本当に「得な選択」かどうかは、もう少し長い目で見てほしいと思っています。
ホームページは、つくった後こそが本番です。
問い合わせが来ているか、どこから来ているか、何がボトルネックになっているか…
そういったことを一緒に考えてくれるパートナーを選べると、ぐっと心強くなります。
「今のホームページ、なんか成果が出ていないな…」
と感じている方は、まず現状を整理することからはじめてみてください。
C3 Design.では、このようなホームページのお悩みへアドバイスも行っております。
ホームページ診断&改善アドバイス