「社員にホームページを作ってもらえば、コストが抑えられる。」
「今は素人でもホームページが作れる時代だから…。」
という理由で、ホームページを社内で制作することを選ぶ中小企業は少なくありません。
確かに、ツールの進化で見た目だけなら誰でもそれなりのものが作れるようになりました。
でも、「見た目が整っている」ことと「集客できる」ことは、まったく別の話です。
今回は、自作ホームページで集客がうまくいかない理由と、外注した方が結果につながる理由についてお話しします。
[ 目次 ]
「作れる」と「集客できる」は別物
ホームページ制作ツールの普及で、デザインの知識がなくてもそれなりの見た目のページは作れるようになりました。
ただ、訪問者を問い合わせや購入につなげるには、見た目以外のことが重要になります。
どこにどんな情報を置くか、お問い合わせボタンをどのタイミングで見せるか、Googleに評価されるための内部構造はどうなっているか…。
こうした設計は、経験とノウハウがないと、なかなかできる事ではありません。
残念ながら「ホームページを作った=集客の準備ができた」わけではないのです。
自作ホームページにありがちな問題
社内でホームページを作ろうとした場合、こういう展開になることが多いです。
本業が忙しいなかで担当者が兼務することになり、なかなか完成しない。
なんとか公開したけど、情報の抜け漏れや素人っぽい仕上がりが気になる。
さらに、その担当者が退職したら誰も触れなくなった…。
時間も手間もかかった割に、結果的に使えないホームページになってしまうのが自作の典型的な失敗パターンです。
【実際にあったホームページを自作された例】
以前「社員が自作したホームページをリニューアルしたい」というご相談がありました。
その方はもう退職されたらしく、他の社員では更新の仕方がわからず放置状態になっているとの事でした。
お話を伺っていくと、
ホームページはあるけど問い合わせもアクセスもほとんどない。
もうなくても一緒だけど、ホームページぐらいはあった方がいいから…。
営業するうえで、名刺にはQRコードは入れておきたいし…。
という現状があり、お問い合わせに至ったそうです。
実際に調べてみると、やはり数ページしかGoogle検索に引っかかっていない状態でした。
お問い合わせへの導線もわかりにくく、スマホ対応されていない点も気になりました。
社内での更新ができないため、古い情報をずっと公開している状態です。
営業名刺に記載しているという事なので、そこからクレームにつながるリスクもあり危険です。
リニューアルでは、専門知識がなくても社内で情報を更新できるように制作させていただきました。
マニュアルもお渡しし、納品時はレクチャーもさせていただいたので、現在も問題なく更新できているそうです。
このように、ホームページ制作時には公開後の運用の事も考えておく必要があります。
プロが作ると何が違うのか
プロのホームページ制作は、見た目を整えることがゴールではありません。
訪問者が迷わず目的の情報にたどり着ける導線設計、お問い合わせへ自然に誘導するボタンや文言の配置、Googleに評価されやすいSEO内部対策…。
これらを経験とデータをもとに組み立てるのがプロの仕事です。
テンプレートで作ったホームページとは、見た目ではなく「構造そのもの」が違います。
社外の目線だからこそ気づけることがある
自社のことは、社内にいると客観的に見えにくいものです。
「うちは特に強みもない普通の会社で…。」
とおっしゃる経営者は多いのですが、話を聞いていくと、他社にはないこだわりや、お客様から選ばれている理由が必ず出てきます。
それを整理して、訪問者に伝わる言葉と構成で表現するのも、外注するメリットのひとつです。
外注先を選ぶときに確認したいこと
いざ外注しようとなったとき、「どこに頼めばいいかわからない」という方も多いと思います。
最低限、以下の3点は確認しておくと安心です。
- 中小企業の制作実績があるか
- 見積りが明確か(追加費用の発生条件を事前に確認する)
- 公開後のサポート体制があるか
また、「公開後の更新は自社でやりたい」という希望があれば、最初の打ち合わせで伝えておくと、社内で更新しやすい形で納品してもらえることが多いです。
制作自体は外注して、運用・更新を内製化するのが現実的な分担だと思います。
ホームページは「公開してからが本番」
ホームページは、完成して公開したら終わりではありません。
むしろ、公開後にどう育てるかが集客効果に直結します。
「作ったけど問い合わせが来ない」という方のホームページを見ると、公開後に何も手を入れていないケースがほとんどです。
定期的な情報更新、アクセスデータを見ながらの改善、SNSとの連携…。
こうした継続的な運用があってはじめて、ホームページが集客の入り口として機能するようになります。
まずは今のホームページの状態を把握するところから始めてみませんか?
「なんとなく不安はあるけど、どこに問題があるかわからない…」という方も、お気軽にご相談ください。
