WordPressとHTMLどっちがいい?ホームページ制作方法を比較

ホームページ制作といっても制作方法は様々です。
調べると「WordPress」「HTML/CSS」「ノーコード」という言葉が出てきて、
「結局どれを選べばいいのかわからない…。」
と迷ってしまった方は多いのではないでしょうか。

制作方法によって費用も特徴も大きく変わってきます。
「なんとなく聞いたことあるWordPressを選んでおけばいいか…。」
という決め方だと、後から後悔することもあります。

この記事では、20年以上ホームページ制作に携わってきた立場から、それぞれの制作方法のメリット・デメリット・向いているケースを整理してみました。
比較表もありますので、ご自身の状況に置き換えて読んでいただければと思います。

HTML/CSSで一から作るホームページ制作方法とは

ホームページの制作方法の中で、最も「手作り感」が強いのがHTML/CSSによるフルコーディングです。
プログラムを一行ずつ書いてホームページを構築していく方法で、制作会社の中でもベテランの職人的なスキルが必要になります。

HTMLはページの内容・構造を記述するための言語で、CSSはそのデザイン(色・レイアウト・フォントなど)を整えるための言語です。
これらを組み合わせて、ゼロから作り上げていくのがこの制作方法の基本的な流れです。

向いているのはこんなケース

表示速度にこだわりたい、更新の予定がほとんどない、シンプルな構成で長く運用したい、セキュリティを重視したい…という方には、この制作方法がおすすめです。

まず、WordPressのような管理システムが不要な分、不具合のリスクが少ないです。
また、どんなサーバーでも動くというメリットもあります。
月額利用料がかからない点も魅力のひとつです(ドメイン・サーバー費用は別途必要)。

注意したいポイント

その一方で、ブログ機能を追加したい、お問い合わせフォームや予約システムを入れたい、公開後に自分で更新したい…となると、費用がかさみやすい制作方法でもあります。

すべてをゼロからシステムを組む必要があるため、機能を一つ追加するたびにコストが発生します。
また、オリジナルで組むので、費用も高額になりがちです。
「ブログには向いていない」とよく言われるのも、このためです。

実際に、C3 Design.でもこちらの方法を提案することはあります。
例えばブログなし、お問い合わせフォームなしのシンプルなホームページの場合です。

何も必要な機能がないのにWordPressで制作するのはオーバースペックです。
WordPressは定期的な更新が必要になるため、不要なリスク・更新費が発生します。
ただ、後々ブログを書いたり、機能を追加予定であればWordPressにしておいた方が良い場合もあります。

WordPress(ワードプレス)でのホームページ制作とは

世界中のホームページの半数近くで使われているというWordPressは、ホームページ作成とブログ投稿ができるシステムです。
小規模な個人店から大手企業のホームページまで幅広く使われており、C3 Design.でもWordPressでの制作をメインにお受けしています。

WordPressの一番の強みは、公開後もお客様自身で更新できる仕組みが作れることです。
管理画面からログインして、スマホやパソコンから記事を書いたり、情報を書き換えたりできます。
ブログ機能も標準でついているので、SEO対策としてコンテンツを積み上げていきたい方に特に向いています。

そのため、「定期的に情報発信したい」「ブログを書きたい」「機能を後から追加したい」「将来的には自分で更新できるようになりたい」という方には、多くの場合WordPressをおすすめしています。
費用の面でも、追加機能を低コストで実装しやすく、長期的に運用するほどコストパフォーマンスが高い制作方法だと感じています。

デメリットも正直に言うと…

ただ、WordPress対応のサーバーを選ぶ必要があること、定期的なバージョンアップの管理が必要なこと、適切なセキュリティ対策をしておかないとスパムの対象になりやすいこと…。
などのデメリットもあります。

また、不要なファイルが自動で生成されることがあるため、表示速度はHTMLのフルコーディングより遅くなりがちです。
保守管理が必要になるケースも多いので、その点は事前に確認しておくのをおすすめします。

WordPressでの制作には3つの方法がある

「WordPress」と一口に言っても、実は制作のやり方によって費用感と仕上がりが大きく変わります。

まず、既存のテンプレート(テーマ)をそのまま活用する方法は、初期費用を抑えやすい反面、デザインのオリジナリティが出しにくい傾向があります。

次に、テーマからすべてオリジナルで組む「完全オーダーメイド」になると、デザインの自由度が高くなりますが費用も上がります。

最後に、その中間的なものが既存テーマをベースにカスタマイズしていく方法です。
コストを抑えながら、デザインもある程度自由にできるので、コスパが良く満足度も高いと感じています。
C3 Design.では、こちらの方法を提案することも多いです。

どの方法を選ぶかは、「どんなホームページにしたいか」と「予算のバランス」で決めていくのが現実的です。

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ノーコードでのホームページ制作とは

コード(プログラム)を書かずにホームページを作れるのが「ノーコード」ツールです。
近年急速に普及していて、「自分でやってみました」というお客様からのご相談も増えています。
代表的なものにWix、Jimdo、STUDIOなどがあります。

ノーコードの魅力

初期費用を抑えやすい、制作期間が短い、サーバー設定が不要、スマホでも更新できる…。
といった点が魅力です。

特にSTUDIOはデザイン性の高さが特徴で、動きのあるアニメーションも比較的簡単に実装できます。
期間限定のキャンペーンページや、シンプルな会社紹介ページなどに特に向いています。

ただ、長期運用になるほど注意が必要

ノーコードの場合、独自ドメインやアクセス解析ツールを使うためには有料プランへの加入が必要です。
そして、月額利用料がずっと発生し続けるため、利用年数が長くなるほど、WordPressで制作した場合より総コストが高くなるケースもあります。
また、高度なSEO対策や複雑な機能の追加には不向きな面があります。

もうひとつ、見落とされがちな注意点があります。
ノーコードツールを使ったホームページのサーバーは、そのツールの会社が管理しているものです。
万が一、サービスが終了したり、料金プランが大幅に変わったりした場合、ホームページごと別サーバーへ引っ越しはできません。
長く使えば使うほど、そのツールへの依存度が高まっていきます。
いざ乗り換えたいと思ったときに、データを持ち出せなかったり、一から作り直しになったりするリスクも頭に入れておく必要があります。

「ノーコードなのに制作会社に頼む必要があるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
テンプレートをそのまま使えば自分でも作れますが、オリジナルのデザインで作ろうとするとある程度の知識が必要になります。
また、実際に途中まで作ってみたものの
「イメージと全然違う…」「独自ドメインの設定でつまずいた」「検索に全然出てこない」
といったご相談をいただくことも少なくありません。
途中まで作った状態からのご依頼もお受けしていますので、お気軽にご相談ください。

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結局、どれを選べばいい?比較表

「読んでみたけど、どれがいいのか余計わからなくなった…。」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のために、以下に比較表をまとめてみました。
※あくまでも私の現場感覚を踏まえた目安です。

HTML・CSSWordPressノーコード
(STUDIO)
ブログ機能がほしい
表示速度にこだわる
SEO対策にこだわる
ランニングコストを抑えたい
初期費用を抑えたい
期間限定のホームページが欲しい
長く安定して運用したい
公開後に自分で更新したい
後からページや機能を増やしたい
更新・修正はほとんどしない予定

まとめ

どの制作方法が「正解」というわけではなく、どんなホームページを、どのくらいの予算で、公開後どう使いたいかによって、最適な選択肢は変わってきます。

「WordPressが人気だから」「ノーコードが安そうだから」という理由だけで選ぶと、
後から「こんなことができなかった」「思ったより費用がかかる」となることもでてきます。

どれを選べばいいか迷っている方は、まずは気軽にご相談ください。
ご希望やご予算をお聞きしながら、一緒に考えていきます。

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C3 Design.伊達 智美

この記事を書いた人

伊達 智美 C3 Design. 代表

上級ウェブ解析士 / 上級SNSマネージャー / SEOマーケティングアドバイザー / デジタル庁 デジタル推進委員

デザイナー歴20年。元制作会社勤務、元事業会社デザイナー兼企画広報。岡山でホームページ制作・印刷物デザインをベースに、ウェブ解析・SNS運用・集客顧問など、地方中小企業の課題に応じた支援を行っています。

C3 Design.では、中小企業向けに集客型ホームページ制作・改善、アクセス解析、印刷物、SNS運用支援、顧問サービスまで対応しています。ご希望に応じて、社内運用に向けた集客の仕組みづくりも支援します。

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