専門知識がなくても気軽に扱えるツールが豊富になった昨今、社内で簡単なデザインは内製化される事業者様も増えてきました。社内であれば、思い立った時に迅速に対応でき、修正のやり取りもスムーズです。ただ、なかなか成果が出なかったり、トラブルになる場合もあるので注意点もあります。
内製化のメリット・デメリット
デザイン業務を内製化する目的としては、業務の効率化や経費削減などがあると思います。
外注(制作会社等)の場合、どうしてもすぐの対応が難しかったり、他の業務との兼ね合いで非効率を生み出してしまう場合もあります。
外注費の負担が大きい場合は、簡単なものであれば社内で内製化した方が経費が削減できる場合もあります。
内製化のメリット
内製化のメリットとしては、必要な時に素早い対応が可能になり、社内の状況を把握している為やりとりがスムーズな点です。
また、社内にノウハウを蓄積することもできるので、将来的に役立ってくるというメリットもあります。
内製化のデメリット
一方で内製化のデメリットとしては、クオリティ・成果が担当者に依存してしまうという点です。
また担当者が1人(他業務兼務)の場合、負担が大きく通常業務に支障をきたす場合もあります。
特に、担当者にデザインやマーケティングの専門知識がない場合、制作に時間ばかり費やして一向に成果が上がらないといった事も考えられます。
また、知らず知らずのうちに著作権やライセンス違反をしてしまい、後々トラブルが発生する場合もあるので注意が必要です。
内製化するためには担当者が正しい知識を身に着け、スキルアップできる環境が必要です。
内製化するなら支援サポートも検討
デザイン業務を内製化する場合のメリット・デメリットについてお伝えしましたが、やみくもに進めても成果が上がらない・担当者負担が大きくなる一方…という状態になる事もあります。
私自身、インハウスデザイナー(事業会社の専属デザイナー)として働いていた経験がありますが、社内に内製化が定着していない場合、はじめからうまくいくケースは少ないです。
トライ&エラーで、ノウハウを蓄積しながら、担当者もスキルアップしながら、どんどん上手にできるようになっていくというイメージです。
ただ、大前提として担当者本人に向上心・探求心がないと、スキルアップは難しいと感じています。
トラブルなく、より効率的に内製化を進めるためには、社内での担当者への理解とスキルアップできる環境をつくる事も重要だと感じています。
内製化が定着し軌道に乗れば、内製化の本来の目的である「業務の効率化」や「経費削減」が実現できると感じています。
C3 Design.では、そんな事業者様のために「デザイン顧問・アドバイザー」というサービスを行っています。デザイナー・広報担当者の育成、内製化サポートもおこなっております。
※サポート枠:常時2社まで(空き状況はお問い合わせください)
内製化と言っても、どこまで内製するかによって対応が変わってくるので、まずはご相談ください。
- Instagram投稿用画像など簡単なものは内製化したい
- POPなど、ちょっとしたものは社内で作りたい
- デザイナーはいないが自社でホームページを作って、運用していきたい
- デザイナーはいるが、経験が浅いためスキルアップさせたい
- デザインがマンネリ化しているので、新しい風を入れたい
- 内製化のしくみをつくりたい、アドバイスが欲しい
- 内製化が軌道に乗るまで伴走してほしい など…