「今のホームページ、もう古いし全部作り直した方が早いかも…」
ホームページのリニューアル相談をいただく際に、こんなふうに言われることが少なくありません。
でも、本当にそうでしょうか?
見た目が古いことと、ホームページとしての価値がないこと。これは必ずしも同じではないんです。
実はウェブ解析をしていると、意外なページがよく読まれていたり、狙っていなかったキーワードで来てくれているユーザーがいたり、あと少し直せば成果につながりそうな導線が眠っていたり…ということがよくあります。
つまり、今のホームページの中にも「お宝」が残っているかもしれないのです。
[ 目次 ]
そのホームページ、本当に全部捨てていいですか?
デザインが古い、スマホで見にくい、情報が整理されていない。そういった問題があれば、リニューアルが必要なケースは多いです。
でも、だからといって「全部捨てる」のが正解とは限りません。
実際には、特定のページだけアクセスが集まっていたり、あるキーワードではしっかり表示されていたり、ユーザーは来ているのにお問い合わせ直前で離脱していたり…ということもよくあります。
この場合、問題は「ホームページ全体がダメ」なのではなく、「活かせるページはあるのに、導線や見せ方がもったいない」だけかもしれません。
だからこそ、感覚だけで判断する前に、まずウェブ解析で現状を確認することが大切なんです。とが大切です。
ウェブ解析で何がわかるの?
「ウェブ解析」というと難しそうに感じますが、見ていることは意外とシンプルです。
どのページにアクセスが集まっているか、どんな検索キーワードで来ているか、どのページで離脱が多いか、どこが「入口」になっているか。
これらを見ることで、何が読まれていて、何が読まれていなくて、どこでつまずいているのかが少しずつ見えてきます。
ウェブ解析は、ダメなところを責めるためのものではなく、改善のヒントを探すためのものです。
ウェブ解析で見つかる「お宝」とは?
ここで言う「お宝」とは、今のホームページの中にすでにある 「活かせる資産」 のことです。
1. ひっそりと人気のあるページ
会社としてはあまり重視していなかったページなのに、実はアクセスが集まっていることがあります。
そのページは、検索ユーザーにとって価値がある内容なのかもしれません。
2. 想定外の検索キーワード
本来狙っていなかったキーワードで表示されていたり、クリックされていたりすることがあります。
これは、新しいニーズや強みのヒントになる場合があります。
3. 直せば成果につながりそうな導線
ページ自体はよく読まれているのに、お問い合わせにつながっていない。
この場合、ページの価値が低いのではなく、導線設計が弱いだけかもしれません。
4. 消そうと思っていたページ
「古いしもう要らないかな」と思っていたページが、実は検索流入の入口になっていることもあります。
何も見ずに削除してしまうと、せっかくの入口を失うことになります…。
リニューアルする前にデータ解析した方がいい理由
ホームページを全部作り直すのは、時間も費用もかかります。
だからこそ、先にウェブ解析をしておく意味があります。
活かせる部分を残せる、優先して直すべき場所がわかる、予算のかけ方の判断がつく。
最初にこれをやっておくだけで、「見た目を新しくしただけ」で終わるリニューアルを防ぎやすくなります。
せっかく運用してきたホームページを、全部なかったことにするのはもったいないですよね。
アクセス解析の見方がよくわからない問題
多くの中小企業で導入されているのが「Google Analytics」や「Search Console」かと思います。
無料で使えて、細かい数字も知ることができるため、私自身も導入しています。
ただ、専門用語も多いため扱いにくく、「入れてるけど見てもよくわからないから見ていない」と言われることも多々あります…。
まず使い方を知る必要があり、使い方がわかっても今度は「数字が何を意味しているのかわからない」という壁にぶつかります。
複数のデータを見ながらページの役割やサイト全体の導線まで考えていく必要があるため、本格的な解析には専門知識が必要になります。
難しいと感じる方は、まずアクセス数・検索キーワード・離脱率など、基本的な数値だけでも押さえておくといいと思います。
サーバーによっては管理画面上で簡易的なアクセス解析が見られるものもあり、そちらのほうがとっつきやすいかもしれません。
C3 Design.では、ウェブ解析を重視しています
C3 Design.ではホームページのリニューアルを考える際、ウェブ解析を重視しています。
推測ではなく、今あるホームページの事実を見た上で判断したいからです。
どのページを残すべきか、どこを改善すべきか、どの情報は整理してもよいか。
これらをアクセス状況や検索キーワードなどを見ながら判断していきます。
全部作り直すよりも、活かせるものを活かして必要なところに予算をかける。
その方が結果的に無駄が少なく、成果につながりやすいと感じています。
[ 実際にあった例 ]
10年以上前に作ったというホームページのリニューアルをご相談いただきました。
アクセスが少ない、問い合わせもない、デザインも古い、無理な修正でツギハギ状態、スマホ対応もしていない…というご状況でした。
「誰にも見られていないから、アクセス解析するだけ無駄になってしまうかもしれませんが…
全部削除して一から作り直してもらっても大丈夫ですよ。」
と前置きされましたが、まぁそうは言っても…
もしかしたら「お宝」に出会えるかもしれないので、とりあえずアクセス解析をさせていただく事になりました。
結果、お宝ザックザクでした。
ホームページの運用歴が長く、ブログも書かれていてページ数もそこそこあったため、アクセス数が多く次に活かせそうなブログページをいくつか発見できました。
さらに、主要ページでは導線が弱いために離脱につながっていることもわかりました。
リニューアル時にこれらを整理したところ、年に数件ほどだったお問い合わせが、月に10件程度は来るようになったそうです。
まとめ:ウェブ解析は「使える資産探し」
「古いから」「問い合わせが少ないから」と、感覚だけで全部作り直してしまうのは、少しもったいないかもしれません。
ウェブ解析をすると、今のホームページの中にある「使える資産」が見つかることがあります。
ウェブ解析は、ダメな点探しではなく、改善のヒント探しです。
リニューアルを検討するなら、まずは今の状況を確認して、何が課題なのかを整理しておくと、リニューアルで失敗しにくくなります。
「今のホームページ、実は活かせる部分があるかもしれない」「リニューアル前にどこが課題なのか整理したい」という方は、
まず一度、第三者の視点で現状を確認してみるのがおすすめです。
C3 Design.では、ホームページ診断&改善アドバイスも行っています。ぜひご相談ください。
ホームページ診断&改善アドバイス