「うちのホームページ、もう10年変えてないけど大丈夫かな…?」 そんな不安を抱える中小企業の経営者・担当者の方へ。実は、古いホームページが“信用低下”や“機会損失”を招いているケースは少なくありません。
今回は、ホームページリニューアルを検討すべき“5つのサイン”をもとに、SEOやユーザー目線を考慮した最新の改善ポイントを解説します。
[ もくじ ]
サイン1:スマホで見づらい/レスポンシブ対応ができていない
- スマホで見たときに、パソコン用のサイトがそのまま縮小した状態で表示されていませんか?
- 文字が小さくて、拡大しないと見えない状態になっていませんか?
- 文字がはみ出したり、レイアウトが崩れていませんか?
興味をもってホームページにアクセスしたのに、このような状態では見る気がなくなってしまいます。
スマートフォンからのアクセスが主流の今、スマホ未対応のサイトは即離脱の原因に。
Googleもモバイル対応を重要なSEO要素として評価しています。
サイン2:更新が数年前で止まっている
「お知らせが2020年で止まっている」「スタッフ紹介が退職者のまま」など、放置感は信頼低下に直結します。
新しい情報、更新されているホームページは、信頼にもつながります。
会社は常に動いています。
- 新しい商品を発売していたり、新しい取り組み・サービスを開始していたりしませんか?
- ホームページに掲載しているけど、今はやっていないこと、古い情報も混ざっていませんか?
放置状態だと正しい情報(現在の状況)が発信できないので、誤った情報を発信し続けていることになります。
誤った情報を掲載し続けることで、クレームにつながる可能性すらあります。
10年以上前にホームページを制作されている場合は、制作会社に依頼しないと更新できないケースも。
そのため、「依頼するほどでもないかな…」「費用もかかるし…今度まとめてでいいか…」ということもあったかと思います。
今は制作会社に依頼しなくても、社内で誰でも簡単に更新できるCMS(WordPress等)が人気で、多くの会社に採用されています。
リアルタイムに自由に鮮度の高い情報を発信でき、更新にかかるコストも削減できるのでおすすめです。
ホームページも社員の一人として、手をかけてあげると結果にもつながっていきます。
サイン3:見た目が古く、競合と比べて見劣りする
デザインは第一印象を左右します。
他社サイトが洗練されている中で、古さが際立つと離脱率が増加してしまいます。
見込み客の選定候補から外れる可能性もありますので、注意が必要です。
サイン4:お問い合わせや資料請求が少ない
見込み客が迷わず行動できる導線設計(CTA)がなければ、集客や商談機会の損失に直結します。
お問い合わせフォームのわかりやすさ、誘導文の設計なども重要です。
資料等があれば、ホームページからダウンロードできるようにするのもおすすめです。
業種や状況等によって導線設計は変わるので、ホームページをリニューアルする際はこのあたりも意識する必要があります。
サイン5:Google検索で自社が出てこない/順位が下がっている
実際、SEO対策が古いまま放置されていると、検索順位は下がり続けます。
- ”昔は「地域+業種名」で1ページ目だったんだけどなぁ…”
- ”前は〇〇(ライバル会社)より上位だったのに…”
リニューアルのお話を頂いたとき、そんな話も度々耳にします。
それもそのはず。
今やホームページを持っている会社がほとんどなので、検索したときに表示される総数(ライバル会社の数)自体が増えています。
そんな中で上位を勝ち取るのは簡単なことではありません。
継続的にSEO対策を見直し(SEO対策の手法も年々変化しています)、情報鮮度を保ち、状況に応じた適切な施策を行い…そんな努力をされてきた事業者が上位を勝ち取ることができるといっても過言ではありません。
構造・速度・キーワード対策もあわせて見直すことで、継続的に見込み客を集められるサイトへなっていきます。
リニューアルで得られる3つのメリット
- 検索流入の増加:内部SEO・構造改善により順位UP
- 信頼獲得とブランディング:洗練されたデザインで好印象
- 集客・商談の効率化:問い合わせ導線や情報整理で成果に直結
まとめ
中小企業がホームページを放置してしまうのはよくあることですが、そのままでは「選ばれない理由」を作ってしまう可能性があります。
リニューアルは費用がかかるからこそ、「効果の出る設計と目的の明確化」が重要です。
今のサイトが5年以上前のものであれば、今が見直しのタイミングかもしれません。
C3Design.ではお客様の業種・状況に応じて、公開後の更新まで見据えた提案をしています。
リニューアルする場合は、まずは現在の問題点を明確にするところからはじめましょう!