「SEO」は知っている方も多い用語ですが、では「SEM」はどうでしょうか?
非常に似ている言葉ですが、その違いを正しく理解している人は少ないように思います。
今回はこの「SEO」と「SEM」について関連性を正しくわかりやすく解説していきます!
この二つ、一体何の略語なのでしょうか?
◆SEM・・・Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング )
◆SEO・・・Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)
「Search Engine」までは一緒ですね!ここからは少し、掘り下げていきましょう。
SEMとは?
検索エンジンにおけるマーケティング施策全般の総称の事です。
SEMには、「SEO」と「リスティング広告」があります。
※リスティング広告に関しては、こちらの記事をご覧ください。
以下図解します。
SEOとは?
よく聞く「SEO対策:Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング )」とは、Googleなどで検索した際に、狙ったキーワードで掲載順位が上位へ表示されるように行う施策のことです。
また、SEO対策には「内部SEO」と「外部SEO」があります。
内部SEO対策
ホームページ制作時に、サイトの内部構造や、HTMLと呼ばれるページを表示させるために記述するソース・タグを検索エンジン用に最適化する施策のことです。
一般的にこのHTMLを扱う技術者(コーダー)は、SEO対策の知識を併せ持っていることがほとんどなので、制作依頼をした際は標準仕様として「内部SEO対策」が施されている場合が多いです。
※Webデザイナーがコーディングまで行う場合もありますが、デザインのみ(HTMLなどのコードは書かない)のデザイナーも最近では多いので、制作依頼をする際はあらかじめ「内部SEO対策」が可能か聞いておくとよいでしょう。
外部SEO対策
他サイトからリンクを貼ってもらう事を中心とした施策の事です。
Googleは、そのサイトに対して良質な被リンクが多ければ多い程、価値があるホームページ(Webサイト)とみなす傾向にあります。
ただこの被リンクは数が多ければ何でもいいというわけではありません。
質が非常に重要です。
※昔は質よりも量!といった時代もありましたが今は違います。
不自然な関連性のないリンクは逆効果になる場合もありますので、注意が必要です。関連性のある良質な被リンクをたくさん集めましょう。
まとめ
以上、SEMとSEO、リスティング広告の関係性についてまとめさせていただきました。
まとめると・・・
「SEM=SEO(内部SEO+外部SEO)+リスティング広告」