WordPressは定期的に更新しないと何がヤバいの?

WordPressは定期的に更新しないと何がヤバいの?

最近では多くのホームページ制作で導入されている「WordPress(ワードプレス)」ですが、定期的なメンテナンス(更新)が必要だと聞いたことはありますか?

今回は「WordPress」の更新についてと、更新しない事によるリスクについて紹介します。

WordPress(ワードプレス)とは?

ホームページ制作を検討している方や、すでにホームページを持たれている方はご存じの方も多いかと思います。

「WordPress(ワードプレス)」は、ホームページやブログ作成などができるCMS(コンテンツ管理システム)のひとつで、無料で利用できるソフトウェアです。

世界中のサイトの半数近くがこのWordPressによって構築されているとも言われています。

WordPressのメリット①簡単にブログが書ける

元々、ブログなどの記事投稿を前提に作られているため、専門的な知識がない方でも管理画面から手軽にブログ記事を書くことができます。
編集や削除、更新も簡単におこなえます。

WordPressのメリット②機能追加が低コストで実現できる

必要に応じて様々な機能を追加できる「プラグイン」というものが用意されています。
従来のホームページ制作では機能追加といえばシステム構築費用が高額になりがちでしたが、WordPressによる機能追加ならゼロからシステム構築しなくてもOKなので、比較的低コストで機能を追加する事ができます

【よく使う機能】
お問い合わせフォーム、新着情報、部分的な更新システム追加(例:スタッフ登録・編集・削除等)、SNS連携、予約システムなど

WordPressのメリット③どんなサイトでも作れる

簡単なブログサイト、企業用のコーポレートサイト、店舗サイト、大規模なポータルサイトまで幅広く制作する事ができます。

WordPressのメリット②のプラグインを利用すれば予約サイトや、ECサイト、会員サイトなども可能です。

WordPress(ワードプレス)の更新作業って何?

WordPressのメリットばかりを紹介させていただきましたが、実はデメリットもあります。

WordPressは世界中で広く利用されているという反面、ハッカーから狙われやすいという側面も持っています。

WordPressの更新には、メインのWordPress本体の更新とプラグインの更新、テーマの更新(利用する場合)などがあります。
WordPress本体もプラグインもテーマも定期的にセキュリティを強化し、アップデートしています。
更新せず、古いまま使用しているとハッカーから脆弱性を突かれてしまうケースもあります。

セキュリティ対策をしっかり行わないと、思いがけない被害にあってしまう事もあるため、定期的な更新作業が必要になってきます。

WordPress(ワードプレス)の更新ってどのぐらいの頻度で行えばいいの?

WordPress本体のアップデートは大体1~3カ月に1回程度の頻度で行われています。

プラグインやテーマのアップデートは使用しているプラグイン・テーマによって大きく異なります。

できれば毎月チェックして更新を行う事が望ましいですが、お客様ご自身で更新されるのはおすすめしておりません。

アップデートを行ったことにより画面が真っ白になってホームページが表示されなくなったり、表示崩れが起きたり、エラーが出てしまうと言ったトラブルが起きてしまうケースもあるためです。

こうなってしまうと、戻すのがかなり困難になってしまい、元に戻すための作業費も高額になってしまう事もあります。

そのため、更新する際は事前にバックアップを取り、慎重に更新作業を行う必要が出てきます。

WordPressの更新作業は必ずホームページを制作した会社(プロ)へ依頼するようにお願いしております。
月々の保守管理プランへの加入を勧めている制作会社が多いのは、そういった理由もあります。

C3 Design.でも、保守管理プランを承っておりますが、「毎月のコスト」が気になるお客様へは定期的にご自身のタイミングで更新作業をお申し出いただくか、3カ月に1回など必要最小限での更新プランを提案させていただくことも可能です。

WordPressを導入すると、様々な機能を低コストで追加できたり、お客様ご自身で更新作業を行えたりと、とっても便利な反面、デメリットもある点をしっかりと理解しておく事も大切です。