「簡単なデザインや更新は、社内でやれたら…。」
と考えて内製化を始めたものの、なかなかうまくいかない。
担当者の負担がじわじわ増えていく一方で、成果は出ない。
そんな状態になっていませんか?
CanvaやCMSなど、専門知識がなくても扱えるツールが普及したことで、印刷物やホームページの内製化を進める事業者様は確実に増えてきました。
思い立った時に迅速に動けて、やりとりのロスも少ない。
魅力的な選択肢だと思います。
ただ、「とりあえず始めてみた」だけでは、思ったように定着しないことも多いのです。
今回は、内製化のメリット・デメリット、そして定着させるためのヒントをお伝えします。
[ 目次 ]
内製化のメリット・デメリット
デザイン業務を内製化する目的として多いのは、業務の効率化や経費削減です。
外注の場合、どうしてもすぐの対応が難しかったり、細かい修正のたびにやりとりが発生して非効率になることがあります。
費用面でも、頻度が高い作業を外注し続けるとコストがかさんでくるため、「簡単なものは社内で」という判断は十分合理的です。
[ 内製化のメリット ]
必要な時に素早く動けて、社内の状況を把握しているのでやりとりがスムーズです。
ノウハウが社内に蓄積されていくのも、長い目で見ると大きな強みになります。
[ 内製化のデメリット ]
クオリティや成果が、担当者のスキルに依存してしまいます。
担当者が他業務と兼務している場合は負担が集中しやすく、通常業務に支障が出ることも。
デザインやマーケティングの専門知識がないまま進めると、時間ばかりかかって一向に成果につながらない…という状態になりがちです。
また、意外と見落とされがちなのが著作権やライセンスの問題です。
「これ使って大丈夫かな」と思いながら使った素材やフォントが、実は商用利用不可だったというケースは決して珍しくありません。
知らず知らずのうちにルール違反になってしまうリスクには、注意が必要です。
内製化を定着させるために、大切なこと
私自身、インハウスデザイナー(事業会社の専属デザイナー)として働いていた時期があります。
その経験から正直にお伝えすると、社内での内製化が最初からうまくいくケースは、あまり多くありません。
最初はうまくできなくて当たり前です。
試行錯誤を繰り返しながら、ノウハウを積み上げて、少しずつ形になっていく…というイメージが現実に近いと思います。
ただ、そこには前提が一つあります。
担当者本人に「もっとうまくやりたい」という気持ちがないと、スキルアップはなかなか難しいのも事実なのです。
それと同時に、担当者一人に任せきりにしない環境も必要です。
社内での理解があって、学べる時間や機会が確保されていることが重要です。
そういった土台があってはじめて、内製化は少しずつ定着していきます。
「どこまで内製して、どこからは外注するか」を整理する
内製化と一口に言っても、どこまでを社内でやるかによって、必要なスキルや体制は変わってきます。
「Instagram用の画像だけ内製できれば良い。」
という場合と、
「ホームページの更新や記事執筆まで内製したい。」
という場合では、必要なスキルがまったく違います。
初めからあれもこれもと内製化しようとすると、無理が生じてしまいます。
自社にとって無理なく続けられる範囲を見極め、少しずつ内製化する範囲を広げていくほうが、現実的です。
C3 Design.では、そういった「どこまで自社でやれるか」の整理から一緒に考える、集客顧問サービスを行っています。
デザイナー・広報担当者の育成や、内製化が軌道に乗るまでの伴走支援も対応しています。
「まだこんな段階だけど、相談して大丈夫?」という方も、お気軽にご相談ください。
